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Lining pattern


今回は少し専門的なライニングに於けるパターンと縫製の話です。 以前から気になっていたことなのですが、オクスフォードシューズのタンをどのようにして取り付けるのが最も足入れに対して影響が少ないのかを考えていました。

というのも、これまでタンのないスリッポンや外羽根靴のような革靴においては全く問題のないラストであっても、オクスフォードシューズにおいてはそのタンの付け方次第で靴の履き皺に少なからず影響してくるようなのです。 そこで今年から、各メイカーのパターンを参考にして、幾つかのパタンと縫製のあり方を再度検討しようということで、様々な内羽根靴のタンの取り付け方を見てみました。 数々のメイカーを見てきた中では革を効率よく当てはめる歩留まりや、縫製の手間を考えて作成することが基本的な原則であるようです。とはいえ、それらを全く度外視して作成しているメイカーも幾つか見ることができました。

また、パタンの取り方にも個性があるようで、パタンナーの個性がタンの形状に現れてくるようです。まぁ、こういうのはパタンが使いまわせたほうが効率的であるとも言えるので、一概に否定もできませんが。